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カラー フローズンクイーンを増やして育てる自由研究

2023年の秋に、「カラー フローズンクイーン」を連れて帰りました。

フローズンクイーンに関する情報が少ないので、栽培方法がよく分からないのですが、球根を掘り起こしたところ、なんとか順調に生育できているようです。

▼ [前回の記事]は、こちら ▼
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そして、小さな新芽が見える球根を前にして、ある「 強欲な 素晴らしい考え」が、頭をもたげてきました。

こんこっと。

これって・・・ジャガイモを切って種芋を増やすように、フローズンクイーンも切り分けて増やすことができるんじゃないの?!

なぜなら、球根が「お芋に見える」からっ!

・・・安直です;;

とりあえず、名付けるなら「CFQ※倍増計画」!
 ※もちろん、カラー フローズンクイーンのことです。

とは言っても、本当に切り分けた球根で、ちゃんと生育できるのかは、やってみないと分かりません。

ここは、論より証拠のしょう子さん

実際に切って育てて、検証したいと思います。

” 自由の自由なる自由まみれの自由研究 ” の使用上の注意

本自由研究は、自由な問題設定のもと、自由な実験を行い、自由に考察するものです。
「そんな結果もあるんだね」という軽い気持ちで、ご理解いただけると幸いです。

目次

フローズンクイーンを増やして育てる倍増計画

STEP
2024年4月21日

○ まずは、球根をよく観察しましょう。

上面です。枯れた葉っぱと根っこを取り除きました
いくつかある白い突起は、新しい芽になるところかな?
たくさんあります。
下面です。色が濃い、シワのある部分が古い球根?
新ジャガのような明るい色の、丸い3か所が、新しくできた球根かな?
と、言うことは、昨年は球根はあまり成長しなかったってこと?
・・・よく分かりませんが、作業を進めます
オペの開始です
カッターの刃をライターで焼いて消毒します。
火傷しないように、カッターの刃は、ラジオペンチで掴んで焼きました。
スパパパっと切り分けます
まるでジャガイモ。切り口は、みずみずしいです
こんこっと。

・・・ていうか、これは正しい行為なのかな?
貴重な球根を切るとか、トンデモないコトしてないかな・・・?

しかし、もう後には引けません。
これが、バラバラ事件の犯行現場になるのか、英断の切断になるのかは、神のみぞ知るです。

このまま植えると、切り口から腐ってしまうと思ったので、「ジャガイモの植え付け」を参考にしました。

種芋を切った場合、その切り口からの腐敗を防止するための、便利な商品があります。

▼ [外部リンク] ▼
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調べてみたところ、その2つの商品に共通するのは、「ゼオライト」が入っていて、「酸性白土(シリカ)」もしくは「100%天然鉱物珪酸白土」なるものが、キーワードとして出てきます。

ゼオライト、酸性白土(シリカ)・珪酸白土ですが、よく似た資材を持っているのを思い出したので、今回はそれを使ってみることにしました。

こちらがゼオライト。根腐れ防止材として持っていました
たしか、観賞魚の水質浄化剤として100均でも売られていますね
商品名はミリオン。「珪酸塩白土」とのことなので、よく似た資材だと思います(ていうか、同じもの?)
昔、土壌改良剤として購入したのですが、ほとんど使用せずに、残っていたものです
ゼオライトとミリオンの袋の底に溜まった粉を、なるべく砕いて、半々に混ぜて・・・
切り口にまぶします
ゼオライトも珪酸塩白土も、どちらも多孔質なので、切り口の水分を吸収してくれているようです
こんこっと。

なんなら、ゼオライトだけでも効果があるような・・・。
いや、そもそも、ただ乾燥させるだけでも、良いのかな?
まあ、ここは自己責任ということでw

それでは、切り口が乾燥するまで、気長に放置します。

「果報は寝て待て!」と言うことですね。

STEP
2024年4月28日

○ 十分に乾燥できたので、植え付けを行いました。

1週間、室内で乾燥させました
拡大写真
十分に乾燥できたと思います
こんこっと。

機は熟しました!
それでは、植え付け、いってみよー!

用土は、アイリスのゴールデン粒状培養土を使いました
なお、これを推奨しているわけでは、ありません
手元にあったものを、使っただけです
用土の状態は、こんな感じ。
粒が大きくて、いかにも通気性・排水性が良さそうでGOODです。
「鉢底石のいらない」というキャッチフレーズを信じて、鉢にダイレクトに用土を入れて、球根をポン!
新芽の出ている方が上なので、そこだけは、間違えないように、確認しました。
同じように、ポン!
全て同じ用土にするのも面白味がないので、一つは、適当に用土を配合しました
赤玉土、鹿沼土、バーミキュライト、パーライト、腐葉土に、マグァンプKを全量の1%の割合で混ぜ込みました
(用土の比率は、忘れました;;;ごめんなさい)
これにも、ポン!
ジャーン!できあがりっ!
右上の素焼き鉢が自主配合用土、それ以外がゴールデン培養土です。
ちなみに、土の深さは、球根の芽の高さから、5cmほど被せています。
・・・ちょっと、深植えすぎたかもですが、これで良いのかダメなのか、わかりません;;;
STEP
2024年5月18日

○ 4月28日に植えたのですが、待てど暮らせど、全然芽が出てきません。

○ あまりに変化が無いので、心配になって、少し土を取り除いてみました。

こんこっと。

小さく切りすぎて、腐ってしまったのかなぁ;;;

表面の土を、少し取り除いてみると・・・芽がありました!
ちゃんと、土の中で成長していたようです
大切なのは、「信じる心」だったのですねw
芽吹きは近いです
土を元に戻しておきました
STEP
2024年5月22日

○ やっと芽がでました。4つの内、白いプラ鉢に植えた1つです。

○ 他の3つは、まだ芽が出ていません。

待望の新芽です。
中央に、ツノのような芽が2本でました
昨晩、トトロが来たのかもしれません
こんこっと。

とりあえず、よかった、よかったw
深植えしすぎて、失敗したかと思ったよ;;

STEP
2024年5月29日

○ 全ての鉢で、新芽が芽吹きました。

もう一つの、白いプラ鉢です
こちらも、2つの芽がでました
きっと、トトロが来たのかm・・・
こちらは、素焼き鉢
こちらも、なぜか2つの芽w
おそらく、トトロがk・・・
茶色のプラ鉢は、まだかと思いきや・・・
よく見ると、芽がでていました!
しかも、こっちも2つです・・・全部2つ・・・なんで?
ぜったい、トトr
通りすがりの人

トトロは来ねーし、しつこいしっ!

こんこっと。

すみません、調子に乗りました!
それくらい、嬉しかったんです;;;

今日の教訓

球根を4つに切り分けたのですが、植え付けてから1か月ほどで、全て芽がでました。

CFQ倍増計画は、成功です!
大きな球根は、カッターで切り分けて、増やして植えると、幸せになれるかもしれません。

ただし、切り分けた球根のその後の成長は不明なので、今後観察していきたいと思います。

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今日は、ここまで。
ではでは、またね。

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