【キュウリの栽培】キュウリを挿し芽(挿し木)で増やす自由研究

キュウリは他の夏野菜と違って、意外と収穫時期が短いです。

ナスやピーマンは、上手く育てれば秋口まで収穫が続きますが、キュウリは一度にドサッと獲れて、数か月で終了するイメージです。

もしも、時期をずらして種まきをすれば、夏の間ずーっと、キュウリを食べ続けられると思うのですが、種から育苗するのにも手間がかかるため、なかなか計画通りに育てることができません。

・・・そう思いながら、キュウリの脇芽を剪定していて、思いつきました。

こんこっと。

この脇芽を「挿し芽(挿し木)」で増やすことができれば、ずーっとキュウリを収穫できるんじゃないの?

ただし、キュウリが挿し芽で簡単に増やせるのかどうかは、分かりません。

そこで、実際に試してみました。

” 自由の自由なる自由まみれの自由研究 ” の使用上の注意

本自由研究は、自由な問題設定のもと、自由な実験を行い、自由に考察するものです。
「そんな結果もあるんだね」という軽い気持ちで、ご理解いただけると幸いです。

目次

キュウリの挿し芽に挑戦する

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2025年7月6日
脇芽をカッターで切って、すぐに水に漬けます。
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1時間ほど、そのまま吸水させます。
切り口は、十字に切って吸水しやすくしました。
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挿し芽する

プラカップに鹿沼土(細粒)もしくは赤玉土(細粒)を入れて、育てます。
底には、軽石(小粒)を入れています。

ちなみに、右の2つは小玉スイカの挿し芽です。小玉スイカも挿し芽で根付くか、確かめてみます。

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ケースに入れて育てます。

乾燥が怖いので、ケースに入れて湿度を高めにし、直射日光の当たらない、明るい日陰で育てます。

STEP
2025年7月7日

翌日、かなり萎れてて、ビックリです!

水を、追加しました。

直射日光には当てていませんが、連日30℃を超える猛暑なので、挿し芽には厳しいかもしれません。

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2025年7月8日

鹿沼土と比べて、赤玉土の挿し芽は、比較的元気です。
用土の保水性の違いだと思います。

分かりにくいですが、蒸散を抑えるために、大きな葉はハサミで半分に切りました。

STEP
2025年7月14日

4本中2本は大丈夫そうですが、残りの2本は厳しいです。

よく見ると、赤玉土の挿し穂の地際から、根が出ていました。
根は、葉を取り除いた「節」から出ています。

STEP
2025年7月23日

4鉢中3本で、発根しました。成功です。
ただし、夏風邪をひいてしまい、しばらく観察していなかったので、実際はもっと早く発根していた可能性が高いです。

キュウリの発根の追加情報

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挿し芽の発根の様子

十字に切れ目を入れた中から、発根している様子が観察できます。

あと、切れ目を入れていない茎の側面からも、発根しているようです。

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キュウリの発根のしやすさ

上の写真は、挿し芽とは別に、種まきをして間引きした芽です。

ハサミで茎を切ったものが、たまたまメダカの水槽に落ちて自然に発根していました。

意外とキュウリは発根しやすい植物のようです。

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水差しで、発根の様子を観察する

発根の様子を観察するために、追加で、水挿しの実験をしてみました。

根はいろんな場所から出ますが、発根のしやすい順に、「①節の部分 > ②切り口 > ③茎」のようです。
(節の部分から出ている黄緑色の細長いのは、切り忘れた「ツル」です。根は白色です。分かりにくくて、ごめんなさい;;)

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小玉スイカの発根

小玉スイカの挿し芽も試していたのですが、2本中どちらも発根していました。

今日の教訓

キュウリの挿し芽は、発根成功です。
(ついでに、小玉スイカの発根も成功ですv)

ただし、屋外で真夏に行う場合は、発根するまでに萎れてしまいやすいので、注意が必要です。
連日30℃を越す日が続くと、発根するまでは、ちょっと神経を使います。

今回は湿度を高める目的で、水槽の中で管理しましたが、逆に温度がこもってしまったかもしれません。

こんこっと。

今回分かったポイントを踏まえて、もう一度、「キュウリの挿し芽(完全版)」を試そうと思ったのですが、もっといい方法を思い付きました。

次は、挿し芽ではなく、その方法を試してみたいと思います。

(つづく・・・)

今日はここまで。
ではでは、またね。

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