カラー フローズンクイーンの最適な栽培環境を検証する自由研究 【2025年4月6日~2025年6月15日】

昨年から ”カラー フローズンクイーン” の栽培に挑戦しています。

”フローズンクイーン”は、透明な葉をつける不思議なカラーですが、一般家庭で球根から育てると先祖返りをしてしまい、普通の緑の葉っぱになりやすいようです。

さらに昨年は、根詰まりと夏の猛暑にやられてしまい、良い結果を残すことができませんでした。

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そこで、昨年の反省を踏まえて、綺麗なフローズンクイーンを育てる自由研究に再挑戦します。

” 自由の自由なる自由まみれの自由研究 ” の使用上の注意

本自由研究は、自由な問題設定のもと、自由な実験を行い、自由に考察するものです。
「そんな結果もあるんだね」という軽い気持ちで、ご理解いただけると幸いです。

目次

昨年の反省点と栽培方針

去年の反省点を踏まえた栽培方針は、次の通りです。

  1. 日当たりは重要です。
    梅雨入りするまでは、日当たりの良い場所で育てます。

  2. 梅雨明け後は、日当たりよりも暑さ対策が重要です。
    どうするかは・・・、まだ考えていません(笑)。

  3. 栽培中に根詰まりを起こさないように、底石は必須です。

  4. 用土は、水はけの良い有機用土が良いと思います(たぶん)。
こんこっと。

それでは、いってみよー!

栽培記録

STEP
2025年4月6日
球根を掘り起こしてみたら、意外と大きく育っていてビックリです。
4つの鉢で育てます。
夏の暑さ対策として、鉢にアルミテープを巻いてみました。
以前行った実験の結果、アルミが鉢植えの温度上昇防止に効果があったからです。
ただし、実際に植物の成長に良い効果があるのかは不明です;;;。
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しっかりと底石を入れます。
こんこっと。

ここからの写真は、番号付けを間違えています。
写真と説明が異なりますが、途中でラベルを入れ替えるので、それまでご了承下さいね。

使用する用土は「花と野菜の花ごころ培養土」です。
20Lで800円程度だったと思うので、それほど高級な用土ではないです。
それでも、見ただけで分かります。
”よさげ”な用土で、”当たり”です(笑)。
右が①(鉢のラベルなし)、左が④(鉢のラベル「3」)です。
なお、土の深さは全て、球根の先端から4~5cmにしています。
③に使用した「粒状かる~い培養土」です。
③:鉢のラベル「2」
比較対象として植えたのですが、さすがに無機主体の用土は、カラーには合わないと思い、
数日後に掘り起こして、「花と野菜の花ごころ培養土」に植え替えています。
②は昨年と同様、「鉢底石のいらないゴールデン粒状培養土」で育てます。
②:鉢のラベル「1」
こんこっと。

どうして、前回成績の良くなかった用土を、もう一度使用するのかと言うと、再検証するためです。

なお、ハンデとして4つの中で一番大きな貴重な球根を割り当てました!

男気あるね(笑)!!!

植え付け完了です。
先ほど説明したように、実際の番号(球根の番号)と鉢のラベルを間違えています。
また、③は後から「花と野菜の花ごころ培養土」に植え替えています。
こんこっと。

番号は、ややこしくなってしまい、申し訳ありません。
後のタイミングで、ラベルを入れ替えるので、ちょっと待ってて下さい!

STEP
2025年4月28日
①が一番早く芽が出ました。
他の鉢はまだです。
昨年に続き、球根の芽吹きは嬉しい瞬間ですね(笑)。
STEP
2025年5月4日
①は3つ目の芽が出てきました。

③(左、鉢ラベル2)と④(右、鉢ラベル3)も、芽が出てきました。
(拡大しても分からない程度なので、とりあえず写真だけUPしておきます)
②はまだ芽が出ていません。

STEP
2025年5月5日
げっ!
新芽にアブラムシが付いているのを見つけました!
アブラムシは病気を媒介する可能性があるので、小さいけれど侮れません。
常備しているベニカXネクストスプレーを使いました。
STEP
2025年5月7日
その①
その②(一番最後に芽が出ました)
その③
その④
こんこっと。

これで全ての鉢で、芽が出ました。
植え付けてから、1か月経っています。

なお、芽が出るまでは、半日陰の明るい屋外に置いていました。

芽が出てからは、南向きの日当たりの良い場所に移動しました。

ただし、一日中直射日光に当てるのは危険かもしれないので、半透明のゴミ袋で、真上~西側を遮光して育てます(午前中は直射日光が当たります)。

STEP
2025年5月25日
その①・・・緑が多いです。
その②・・・かなり期待できます!
その③・・・こちらも期待大!!
その④・・・こちらも同じく期待大!!!
こんこっと。

正直、いい意味で予想外の結果です。

昨年は、こんなに良い「窓」が出なかったのですが、いきなりの好成績の結果でビックリしています!!!

今のところ、南側の日当たりの良い場所に置いて、半透明のゴミ袋で軽く遮光するのが良いと考えています。

そこで、もう少ししっかりとした「トンネル」を作ってみました。
今の栽培環境を紹介します。

  1. 園芸資材の「グラスファイバーポール」で骨組みを作ります。
  2. 半透明のゴミ袋を切って、一枚のシートにして、トンネル状に組みます。
  3. ゴミ袋は、洗濯ばさみで止めています。

※ これで一日中、ビニールで遮光された「柔らかい日差し」で育てることができます。

※ トンネル状に組んでいるので、「東側-上-西側」はビニールで遮光していますが、「南側・北側」は解放しています。よって、通気は良いです。

※ こんな簡単な作りでも、少々の雨風であれば、防ぐことができます。
  雨風を防ぐのも、栽培に良い影響を与えていると考えています。

こんこっと。

ただし、強い風が吹くと壊れるので、注意しましょう!
(これまで1回、壊れて作り直しています;;;)

※ 鉢は、土の入ったプランターの上に、ネコ除けマットを敷いて、地面から隙間ができるように置いています。水はけと暑さ対策が目的です。

STEP
2025年6月1日

成長が少し遅い気がしたので緩効性肥料を与えてみました。
説明によると6gが適量ですが、少なめに3g(4粒)を鉢の周りに埋め込みます。

その①・・・ちょっと色の薄い葉が出てきています。
その②・・・葉が展開してきました。
その③・・・こちらは葉が伸展中です。
その④・・・こちらも良い感じで展開中!
STEP
2025年6月15日

ここからラベルを入れ替えました。写真とラベルが一致しています。

その①・・・変わらず緑が多いですね。
去年の育ち方に似ています。
次の葉は少し「窓」がでているけど、どうかな?
その②・・・かなり良くありません?
昨年とは桁違いの「窓」の大きさです。
その③・・・葉が赤っぽいですが、十分に陽に当てた証拠だと思っています
(ただし、色が濃いので、ちょっと当てすぎ?)
そして・・・
花芽が出来ています。
その④・・・ジャーン!こちらは、花が咲きました~v
数日前まで気が付かなかったのですが、花芽が出来ていたようです。
昨年は花が咲かなかったので、1年前とはまったく違う成長をしています。
葉も、「これぞフローズンクイーン」と言っていい程の完成度です。
こんこっと。

引き続き、フローズンクイーンの成長を見守りたいと思います。

今日は、ここまで。
ではでは、またね。

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