大切な植物の茎が折れた時の対処法

植物を育てていると、引っかかったり、自分の重さで茎が折れてしまうことがあります。特につる性の植物は、そんなトラブルが起きやすいです。

こんこっと。

大切な植物が「ポキッ」っと折れると、心も折れます;;;

私もこれまで2回ほど経験しました。
1回目は小玉スイカ、2回目は今回紹介するウツボカズラで、です。

お気に入りの植物の一つ、ウツボカズラ
葉の先端にツボがつく変わった植物です
今回、この子に悲劇が起こります。

この記事では、そんな悲劇を救った対処方法を紹介します。

目次

茎が折れた時の状況

ある日、大切に育てていたウツボカズラが、突然折れてしまいました。ちゃんと支柱をしていなかったのが原因です。

ビックリしすぎてちゃんと写真を撮っていないですが、こんな状況だったと思います。

45°くらいの角度で折れて、ワイヤーに引っかかっていました。
折れた部分は、周りの硬い表層が割れて、中に白い組織が見えました。
維管束だったのでしょうか?
とりあえず支柱で支えて、割れている口を元に戻した状態です。
茎が木質化して硬くなっていたのですが、そこが「ポキッ」と折れました。
こんこっと。

よりにもよって、根元の茎だからね!
トンでもなく、ヤバいよね!!

折れた時の対処法

今回の方法は、オリジナルの方法です。

以前、定植後の小玉スイカが折れた時にも実施して、無事回復できた方法ですが、あくまで自己責任でお願いします。

○準備するもの(どちらもホームセンターで購入できます)

▼ シールテープ [画像をクリックするとAmazonへ飛びます] ▼

本来の使い方は、配管のネジ部に巻いて、水漏れ防止などに使います。

「シール」とは名ばかりでお子様受けしない不愛想な容姿ですが、「テープ」のような接着力はありません(笑)

その代わり、巻き付けたものに、伸びて密着してくれます。

▼ ビニールチューブ [画像をクリックするとAmazonへ飛びます] ▼

金魚のブクブクホースのイメージです。

ただし、いろいろなサイズがあるので、折れた茎より少し内径が小さいチューブを選びましょう。ホームセンターでは1mから売っています。

○処置方法

STEP
傷口をシールテープで巻きます
伸ばしながら巻いて、密着させるのがコツです。
これで傷口の保護と、水分の蒸発を防ぎます。
STEP
適当な長さのビニールチューブを、長手方向に切ります
Cの字になるように切ります
STEP
②のビニールチューブを被せます
念のため、二重でカバーしています。
これでシールテープの密着と補強を行います。
STEP
しっかりと支柱をして、動かないよう固定して様子を見ます。
こんこっと。

ウツボカズラさん、大丈夫かなぁ・・・

その後の成長

その後どうなったのか、10か月後の姿を見てみましょう。

ジャーン!
枯れることもなく、無事成長しています。
茎は木質化していて、これ以上太くならないので、シールテープはそのままにしています。
植物によっては、シールテープを取った方が良いと思います。
こんこっと。

今回はダメかと思ったよ!
植物の生命力に、乾杯!!

今日の教訓

茎が折れても、シールテープとビニールチューブを巻き、適切に処置すれば、回復する可能性があります。

植物は大きくなると、いきなり茎が折れることがあります。
支柱はしっかり立てましょう;;;

今回は回復しましたが、状況によっては回復できないこともあると思います。
あくまで自己責任でお願いします。

今日はここまで!
ではでは、またね。

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