【雑草対策】 雑草は根っこから抜く必要があるのか検証する自由研究

家庭菜園をしてたら必ず悩まされるのが雑草です。その雑草の生命力の高さから、こんなことを聞いたことはないでしょうか。

「雑草は根っこから抜かないと、また生えてくる」

今まで、それを信じて一本一本慎重に草抜きをしていたのですが、もう諦めました(笑)。だって、頑張って抜いても、いつの間にか雑草に埋め尽くされているから。

こんこっと。

特に春先の雑草の成長力は、草抜きの労働力を凌駕します。

そこで、そもそも「雑草は根っこが残るとまた生えてくるのは、本当なのか?」と思うようになりました。

だって、葉と茎を失った雑草は光合成ができないワケで、本来育てたい野菜や草花よりも、生存競争において大きなハンデを負っているはずです。

よって、要所要所で葉をチョキチョキ切ってやれば、上手く雑草をコントロールできるのではないかと考えました。

ここは、論より証拠のしょう子さん。
実際に確かめてみました。

” 自由の自由なる自由まみれの自由研究 ” の使用上の注意

本自由研究は、自由な問題設定のもと、自由な実験を行い、自由に考察するものです。
「そんな結果もあるんだね」という軽い気持ちで、ご理解いただけると幸いです。

目次

実験開始

STEP
2023年12月10日

畑の片隅で実験開始です。

範囲を決めて、その周りの雑草との成長の度合いを比べます。

黒の枠が実験対象の範囲です。
拡大するといろいろな種類の雑草が生えていました。
今は小さくて可愛いですが、春になると狂暴化します;;;
「可愛い」とか言いつつ、容赦なく根元からハサミでチョッキンします。
散髪終了で、すっきりしました。
でもよく見ると、緑の部分は少し残っています。
さあ、ここから本当に復活するのかな?
STEP
2023年12月30日
少し葉が出てきています。
切られても復活の兆しがあります。さすが雑草です。
野菜もこれくらい強かったらいいのにね。
STEP
2024年1月14日
雑草が復活してきました。
イネ科の雑草の成長が早いです。
ここでハサミでさらにチョッキンします。
容赦ないね;;;

結果発表

それでは、結果発表~!
そのまま放置して、2024年3月10日の姿です。
実験を開始して、3か月後になります。

アレ?雑草が復活している?!?!

いやいや、ちょっと待ってください。
実はコレ、横の雑草がはみ出しているのです。

それを手で分けると・・・

ジャーン!!!
周りの雑草と比べて、一目瞭然です。成長が抑制されています。
まるで畑にできた10円ハゲ状態です(笑)
次は、アリエッティの視線(笑)
思っていたよりも効果があって、驚きの結果です。

自由に考察

今回の結果から、根っこを残した場合、完全に雑草をなくすことは出来ないけれど、かなり成長を抑制できることが分かりました。やはり葉がないと植物はちゃんと成長できないのだと思います。

これまで根っこが切らないように慎重に引っこ抜いたり、根っこが切れるとストレスを感じていましたが、ハサミで切るだけで効果があるというのは発見でした。

こんこっと。

ハサミであれば、手も汚れないしね!

ちなみに刃渡りが長いと、苗間にハサミが入りづらく、かえって使いにくいです。野菜苗を傷つける恐れもあるので、歯は短めで握りやすいものを選ぶ方と良いでしょう。

また地面すれすれを狙うので、砂を噛んでハサミの刃は傷みやすいと思います。100均のハサミで十分です。

なお、切った葉はそのままグランドカバー(マルチ)として放置していれば土に還るので、むしろ畑の健康のためにも良いと思います。

まとめ

雑草の根元を切ると、成長が抑制されます。

ハサミで切る時は地面スレスレを、できれば生長点を狙って切ると効果があります。

ただし、完全に生えなくなるわけではないので、過度な期待は禁物です。
成長を抑制する気持ちで定期的にカットして、うまく雑草と付き合っていきましょう。

今日はこれまで。
ではでは、またね。

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