家庭菜園をしてたら必ず悩まされるのが雑草です。その雑草の生命力の高さから、こんなことを聞いたことはないでしょうか。
「雑草は根っこから抜かないと、また生えてくる」
今まで、それを信じて一本一本慎重に草抜きをしていたのですが、もう諦めました(笑)。だって、頑張って抜いても、いつの間にか雑草に埋め尽くされているから。

特に春先の雑草の成長力は、草抜きの労働力を凌駕します。
そこで、そもそも「雑草は根っこが残るとまた生えてくるのは、本当なのか?」と思うようになりました。
だって、葉と茎を失った雑草は光合成ができないワケで、本来育てたい野菜や草花よりも、生存競争において大きなハンデを負っているはずです。
よって、要所要所で葉をチョキチョキ切ってやれば、上手く雑草をコントロールできるのではないかと考えました。
ここは、論より証拠のしょう子さん。
実際に確かめてみました。


実験開始
畑の片隅で実験開始です。
範囲を決めて、その周りの雑草との成長の度合いを比べます。




今は小さくて可愛いですが、春になると狂暴化します;;;






さあ、ここから本当に復活するのかな?




野菜もこれくらい強かったらいいのにね。






容赦ないね;;;
結果発表
それでは、結果発表~!
そのまま放置して、2024年3月10日の姿です。
実験を開始して、3か月後になります。


いやいや、ちょっと待ってください。
実はコレ、横の雑草がはみ出しているのです。
それを手で分けると・・・


周りの雑草と比べて、一目瞭然です。成長が抑制されています。
まるで畑にできた10円ハゲ状態です(笑)


思っていたよりも効果があって、驚きの結果です。
自由に考察
今回の結果から、根っこを残した場合、完全に雑草をなくすことは出来ないけれど、かなり成長を抑制できることが分かりました。やはり葉がないと植物はちゃんと成長できないのだと思います。
これまで根っこが切らないように慎重に引っこ抜いたり、根っこが切れるとストレスを感じていましたが、ハサミで切るだけで効果があるというのは発見でした。



ハサミであれば、手も汚れないしね!
ちなみに刃渡りが長いと、苗間にハサミが入りづらく、かえって使いにくいです。野菜苗を傷つける恐れもあるので、歯は短めで握りやすいものを選ぶ方と良いでしょう。
また地面すれすれを狙うので、砂を噛んでハサミの刃は傷みやすいと思います。100均のハサミで十分です。
なお、切った葉はそのままグランドカバー(マルチ)として放置していれば土に還るので、むしろ畑の健康のためにも良いと思います。
まとめ
今日はこれまで。
ではでは、またね。
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