夏野菜の季節が終わり、秋冬野菜の準備はお済みでしょうか。
秋冬野菜と言えば、白菜やダイコンが王道ですが、お店で売られているような立派な野菜を、家庭菜園で育てるのは、難しいですよね。
白菜などの葉物は、冬でもけっこう虫が付くこともありますし・・・。
そこで、無農薬で、多少植え付け時期が遅れても大丈夫で、家庭菜園でも絶対に失敗しない、おすすめの秋冬野菜を紹介します。
秋は「わけぎ」を植えましょう
はい!タイトル通りですwww。
もう、答えを言っちゃいましたw
家庭菜園で育てる野菜としては、マイナーな感じのする「わけぎ」ですが、失敗しないことを最優先に考えるのであれば、「わけぎ」一択です。
もう、「秋冬野菜5選」とか、「3選」では、ありません。
「1選」です!
潔く、いきましょう!
わけぎは、育てやすい野菜の代表格である青ネギに似ている野菜ですが、その3倍は栽培しやすいと思います。
(100%、主観丸出しの意見です)
しかし、マイナー野菜のわけぎなので、ご存じでない方もいるかもしれないので、どんな野菜か、紹介します。
絶対に失敗しない野菜 「わけぎ」とは?
それでは、Q&A形式で、確認していきましょう。
- わけぎって、どんな野菜か教えて!
-
わけぎは、ネギと玉ねぎの交雑種で、見た目は青ネギとよく似ています。
青ネギは種から増えますが、わけぎは種球(正確には違いますが、要するに球根みたいなものです)で増えます。
- わけぎの栽培について、教えて!
-
わけぎはとても丈夫で、ほとんど栽培のコツ要らずで育ちます。
最初に一度、園芸店で種球を購入すれば、あとは毎年自分で増やすことがきますよ。
① 夏の終わり~秋口
⇒植え付けの季節です② 秋~冬~春
⇒収穫の時期です。
秋・春の成長は早いです。
でも、厳冬期はさすがに成長が止まります。③ 春
⇒暖かくなると葉が黄色くなり、収穫時期が終わります。
地中で増えた種球を掘り起こして、日陰干しします。④ 夏
⇒日陰干しのまま、夏を越します。⑤ 「①」に戻ります。
- 収穫のポイントを教えて!
-
大きく成長させようとせず、葉が20cm程度成長したら、根元を残して収穫すると、すぐ再生するので、トータルの収穫量を増やすことができます。
さらに株が充実すると、分球(種球が分かれて増えます)して、新しい葉が出てくるので、刈り取るごとに収穫量が増えて、春先には、食べきれない量のわけぎを収穫できる可能性もあります(それなりに面積が必要ですが)。
- わけぎの食べ方を教えて!
-
わけぎ料理としては、さっと湯がいて酢味噌で合える「ぬた」が有名ですが、それだけではありません。
青ネギとは少々風味が違いますが(少しクセがある?)、一般家庭で区別するほどの違いはないので、青ネギの代わりとして違和感なく使用できます。
わが家では、薬味に、お好み焼きに、お鍋の材料に、大活躍しています。
わけぎ栽培が、絶対に失敗しない理由
家庭菜園上級者でもないのに、「絶対に失敗しない!」と言い切る理由が、下の写真です。
日陰干しして、夏を越したわけぎの種球ですが、植えるのが遅かったために、葉っぱが出始めています。
ほとんど、エアープランツやん!
種球はそれ自体に、成長に必要な栄養分と水分を蓄えているので、種と違って、何をしなくても芽が出るくらい、生命力が強いんですね。
これを、プランターに植えて、上から土をかけて。。。
2週間後。。。
ほら!絶対に失敗しないwww 簡単でしょwww
芽が出る前に植え付けておけば、もっと早く収穫できたのですが、芽が出てからもご覧の通り、問題ありません。
・・・
・・・
・・・と、言っておきながら、とんでもないことが起きました!
一か所、芽が出ていない!!!
「絶対失敗しない」は誇大広告でした!
(ごめんなさい)
土の中で種球が腐れば、失敗することもあるようです;;;
(空き地には、また種球を埋め込んでおきました。)
今日の教訓
今日はここまで。
ではでは、またね。
コメント